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バーダー 彗星用C2スワンバンド（15nm）フィルター
C2 Swan-Band Filter (15nm ) – O-III parallel
バーダー品番：2961860（31.7mm）
2961863（48mm）
バーダー社製、C2スワンバンド（15nm）フィルターです。
彗星のガス尾とガスプルームにある波長511nmと514nmの2本の最も明るいC2輝線（「スワンバンド」と呼ばれる）用の彗星フィルターです。
一般のネビュラフィルターには含まれながら、彗星の尾部にはほとんど存在しない「OIII輝線（502nm
波長）」をブロックするという、彗星のガス尾用に専用設計されたフィルターとなります。
C2スワンバンド-Swan-Bandとは（メーカー説明和訳）
「コメットハンターのためのコントラストゲイン」
Baader C2 SWAN-Band-Filterは、15nm以下の半値幅で、511nmと514nmの2つのC2線を抽出します。
これらの2つの輝線は、その発見者にちなんで「スワンバンド」と名付けられ、可視域で彗星のガス尾のスペクトルを支配しています。
このフィルターは2つの炭素バンドからの光だけを通し、ディープスカイ観測におけるネビュラフィルターと同様に、不必要な迷光を遮断します。
そのため、良好な観測条件下でもガスの尾の構造が明瞭になります。
同時に、一般的なスワンバンド・フィルターでは通過してしまう波長501nm以下のOIII線も完全にカットします。
このため彗星のガス尾に特化してさらに高いコントラストを得ることができ、ガスの尾を持つ彗星はダストの尾を持つ彗星（SWANフィルターではわずかなコントラスト増強しか得られない）とさらによく区別することができます。
野心的な彗星観測者にとって、SWANフィルターは基本的な装備の一部となります。
ちょうど新しいC2スワンバンドフィルターの導入時期に、明るい彗星C/2022 E3 (ZTF)がテスト対象として提供されました。我々の顧客であるAndreas Bringmannは最初のテスターの一人である。
この画像は大都市からほぼ満月で撮影された。彗星から放出された "二重イオン化炭素"（波長511 nmと514 nmで励起され発光する炭素）の量をはっきりと見ることができる。このフィルターは、彗星周辺のイオン雲の完全な広がりを示しています：
C-2022E3_ZTF passes Hassaleh in Auriga (Baader C2 Swan-Band 15nm), imaged with Celestron EdgeHD 11", Takahashi FSQ-85ED | Moravian Instruments G3-16200 MK I, ZWO ASI6200MM Pro | 10Micron GM3000 HPS & Baader C2 Swand-Bad Filter, 2" (15nm), © A. Bringmann
サイズと品番
「31.7mm」
品番：2961680
31.7mmセル付き：φ27.6mm/厚み：2.0mm
セル：セル厚6mm／ネジしろ2mm：全厚8mm
31.7mmフィルターネジ：M28.4 P=0.6
「48mm」
品番：2961683
48mmセル付き：φ47.4mm/厚み：2.0mm
セル：セル厚6mm／ネジしろ2mm：全厚8mm
48mmフィルターネジ：M47.9 P=0.7
参考画像
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